卒業生インタビュー

梶山さんと飛鳥高校と同窓会について話しました

投稿日:2017年2月6日 更新日:

3「SNSが当たり前の若い世代が増えて来て、そういう後輩たちも楽しめる同窓会をやっていきたい」

日下田 各学年ごとに2人ぐらい代表をだして同期会を作っているのは知ってるかな。毎年、卒業式の前日。予行練習日の後に代表の人たちと会って、卒業後の話をするんだけど、連絡先を交換をした学生と卒業後も連絡を取り合う事があるんだ。ある学年の同期会会長は卒業してパティシエの専門学校に行っているんだけど。今はLINEアプリを使って彼と連絡を取ってる。彼は自分が作ったスイーツの写真をアプリで見られるようにしていて、僕もその写真を見たりしている。ゆくゆくはいろんな後輩たちとアプリだけでなく、つながってなにか一緒にやれたらいいなと思っているんだけど。
梶山 おー。便利になったような、自分の時にはなかったから不思議な気持ちですね。
日下田 最近は特にLINEをやる子が多い。ちょっと前だとFacebook、Twitterとか。最近の学生はみんななにかしらSNSをやっていて、半分以上の子がスマートフォンを持っている。
梶山 確かに便利ですけど、私自身は物心付いてからSNSが盛んになって良かったなぁと思うんです。高校生も物心付いてないとは言わないですけど、そういう発言に対する責任があいまいな状態の時に、なんでもすぐにインターネット上に載せられる時代に学生でいたら自分はどういうことを載せるんだろうってたまに思います。
日下田 最近は自分勝手で無責任に思っている事をそのままアップして問題になる事もあるよね。例えば最近のニュースだとテーマパークで、ふざけた写真をインターネット上にアップした学生が問題になったりとか。
梶山 なんだか良くなったんだか悪くなったんだかって思いますね。
日下田 最近Googleをつくった人たちの本を読んだんだけど、振り返ってみるとGoogleのマップとか、Gmailとか今では当たり前に使う機能も、2004年とか2006年頃から始まってて、逆算すると僕らが学生時代にはなかったんだなぁって。スマートフォンもなかったし、普通の携帯電話だったなと。
梶山 そうですね。そういうのがない時で良かったなぁって思います。大変そうだなと。メールが来たら、既読とか出ちゃうじゃないですか。読んだのになんで返してくれないのとか問題になるのって大変って思っちゃいますね。
日下田 そうだね、今30代だからLINEとかも必要に応じてできるけどね。
梶山 そうですよね、相手にも都合がある。そういうのが分かってるならいいと思うんですけど。
日下田 ある程度節度を持ってLINEとかも使うようになってくるけど、学生ってどうなんだろう。たぶん好き放題なのかな。
梶山 授業中ちょっとした手紙を回すのとか学生のときはあったけど、それと同じようにメールにすり替わっているんだとしたら大変だなぁって。
日下田 今の同窓会って一番上の1期生は33歳。一番下はまだ18歳。伝統のある学校だと比べて全体がまだ若いんだよね。だけど20代後半〜30代の僕たちと10代ぐらいの子って考えてみれば既に一回り以上離れてて。
梶山 わー。そうですよね。
日下田 僕らが入学したときに、生まれたような子たちが今入学する。そう考えるとたぶん価値観とか、連絡ツールの違いとかすごいギャップがあって当然だなって感じる。でも同窓会として考えるとそういう子たちがこれからどんどん増えて行くから僕たちのような1〜3期生ってたぶん逆にマイノリティーになっていくと思うんだ。だから会長として若い子たちも楽しめるような集まりとか活動をつくっていけたらいいなと。
梶山 最近の学生と交流していて決定的に感覚が違うなってところありますか?
日下田 毎年飛鳥高校に行って会うと違いは感じないんだけど、でもやっぱりSNSが当たり前になっているね。僕らの世代ではまだやってなかったり、ちょっと抵抗あるという人たちもいると思うんだけど。その辺の物事や世の中の動きに対する捉え方っていうのが既に違うかなと感じるよ。
梶山 確かにそうですねぇ…。
日下田 あと余談だけど今、アニメーションが日本の文化として押し出されていたりすると思うんだけど、その影響なのかな。今の子たちは主要なテレビ局でやってるアニメだけじゃなくて、ちょっとマイナーなアニメとかもすごい知ってて、当たり前のように話題にあがるんだよ。
梶山 そうなんですねぇ…。アニメとか漫画はジェネレーションギャップを感じやすい話題ですよね。
日下田 インターネットとかアニメーションに対する価値観がやっぱり大きな違いかな。僕が教育実習に行った時は学生との年齢差は4歳ぐらいだからギャップもそこそこだった。今の学生とその実習で教えた6〜8期生ぐらいの子を比べると、6〜8期生たちは今はそんなに僕らと変わらないなぁって。今20代半ばとか後半ぐらいの子たちだね。
梶山 それぐらいになるとあまり変わらないような気がしますね。私は大学で働いていたので、働きはじめた頃の学生は自分も卒業したばかりでそんな大差なかったと思うんですけど、働きつづけるとどんどん年齢差が出てきますよね。そうするとある瞬間不意に幼く見える時があるというか。もう、ちょっと違う段階に自分がなったのかなって思う時はありましたね。それでも分かり合えるところも当然あるし、それは年齢でもないような気がして。ある段階、いろんな経験を経たときに既に自分ですら一昔前の自分とも違うし、ちょっと前の自分にあったような感覚…。まだまだ気づけないですがきっと目上の人達も今の自分の事を温かく見つめてくれているんでしょうね。
日下田 すごい分かる気がする。今も僕は飛鳥生時代の気持ちのまま、歳だけ重ねているような感覚はあって何も変わってないように感じてるんだけど、今の高校生が電車で乗って騒いだり、何かやってるのを見て、今の自分には出来ないなぁと。同級生と会うと、その時の感覚が戻るし何も大人びてもいない気もするけど、その会話の中でもふとした瞬間に「あ、なんか自分大人になったな」っていう瞬間があるね。
梶山 今は出来ないなぁて思うちょっと前の段階だとそういう感じを見てやだなぁって思う時期もあったんですけど、もはややだなぁとも思わない、ちょっとほほえましい。きっとあの頃は少し前の自分を見ているようで恥ずかしかったのかもしれないですね。
日下田 たしかに。

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