卒業生インタビュー

vol.2 細中 安奈 さん

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3 「自分の英語がガラッと変わった瞬間」

※ 2013年インタビュー当時

日下田 アメリカに行った時代で、短大で勉強してた時も何かしらダンスは続けて。
細中 そうですね。ダンスは続けていました。自分の住むアパートの近くに日本人が経営するダンススタジオがありそこにずっとお世話になっていました。その方は日本人であるにも関わらずジャズダンス界では名の知れた素晴らしい先生でした。Hamaさんと言って、今でも尊敬しています。
そこではクラスを受ける他にもWork-studyとして受付係をしたりタップダンスやジャズダンスのクラスを担当していました。
日下田 短大の時も毎日というか毎週というかずーと身体動かして、練習するだけじゃなくて、発表する場もあって。
細中 そうですね。あとは本当に生活費のためのアルバイトが凄まじかったです。夜中まで働いて朝また学校行くという生活をしていました。若いから出来たのでしょうね。四年制に入ってからはダンス専門の学科になったので、ダンスで身体動かすだけではなくダンスの歴史だったり、照明デザインだったり、衣装のコスチュームデザインとか、ダンスって音楽が付きものなので、音楽についても色々と学びました。
それからダンサーの為の解剖学のクラス。このクラスが一番難しかったです。クラシックバレエとモダンダンスは必修で、一定のレベルに達しなかったら卒業出来ませんでした。あとはダンスカンパニーを運営する為のプロダクションのクラス。他にもダンスのメソドロジー(教授法)のクラスも受けましたね。
他にはパフォーマンスも単位として必要だったので、大学が主催するダンスコンサートにいくつか参加しました。これもオーディションしないと出られなかったので厳しかったですね。でも学生振付のコンサートの場合は照明デザインを自ら立候補して参加する事が出来たので非常に良い機会だったと思っています。それをお客さんにちゃんと入場料を払って観てもらったので達成感がありました。そこから自分の英語が変わり始めたのを覚えています。
日下田 変わった。
細中 ガラッと変わりました。4大では自分の大好きな事を毎日やっていたので、なんとか英語を話さなきゃという思いがとても強くなりました。特に振付のクラスでは自分の作品に対してクラスメイトがコメントをしてくるのでそれに対して又自分の意見をはっきり言わないと負けてしまう。アメリカ人は結構はっきり言うので(笑)。そのやり取りの中で英語が凄まじいスピードで上達しました。
日下田 短大の時はそこまでディベートじゃないんですけど、そこまで意見を言い合うような英語のやりとりはなかった?
細中 ありましたが、私もクラスについて行くだけで必死でした。当時スペイン語がすごく好きで、短大ではスペイン語を専攻していたのですがイマイチ入り込めなかったというのもあると思います。
でも今思えば四年制より易しかったはずです。なのに3回単位を取れなかった事がありました。四大に編入してから「倍ぐらい難しくなるよー」と周りから言われてかなりビビっていましたね。でも不思議と編入後は1度も落とさなかったのです。それだけ気持ちの変化と成長があったのでしょう。
日下田 (笑)。でも難しくなるっていうのは、逆の発想をすればチャンスが増える、広がるっていう事で、そのチャンスをちゃんと意識し始められたというか、細中さんが。
細中 多分、そうだったのでしょうね。きっと。
日下田 たぶんいろいろ言われる事によって、食い付いていかなきゃいけないっていう意識がすごい変わったっていう。
細中 そうですね。楽しかったです、四大は。芸術の為にある学校で、そこのDance Departmentはもう離れにあり、スタジオが7〜8つあって、ダンスクリニックとか、トレーニングルームもありました。
周りにいる人がみんな同じ夢を持つ仲間だったので、大学がホームの様な感覚でした。そこで一番大きな先生との出会いがあり、現在担当している大学(神田外語大学)のダンスクラスも彼の教えてくれた事がベースになっています。
日下田 今も日本の大学で英語だけじゃなくってダンスも、先生として。
細中 はい。大学はもうほんと普通のダンスのクラスで。英語でクラス進行しますが、神田外語大学なので英語でやっても全然大丈夫です。
日下田 すごいアグレッシブですね。
細中 いえいえ、とんでもないです。ダンスは好きですが、教える方が好きなのですよね。だから今この仕事が好きというか。
幼少時の劇団での経験や飛鳥(高校)で自分の個性を発揮する場をくれた事、大学でダンスに燃えた事。英語を学んだ事、そしてダンスの指導経験等が、今一つに繋がったような気がしますね。

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