卒業生インタビュー

vol.2 細中 安奈 さん

投稿日:

1 「受験は飛鳥高校一本でした」

※ 2013年インタビュー当時

日下田 今回、卒業生の方に自分自身を振り返ってもらいながら、お話してもらってるんですけど、まずは飛鳥高校に入るきっかけについて。
細中 きっかけ…。
日下田 例えば、いろんな高校とか、都立でもいろんな都立高校ある中で。
細中 そうですね、私の場合は飛鳥(高校)しか見ていませんでした。私も今教育の分野に携わっているからよく考えるのですが、中学校って個性を潰すために出来ているようなものだと私は思っているのです。小学校だと、わりとみんな自由で服装も自由で、遊ぶ時間もたくさんあり、もっと自分を発揮出来る場があると思うんですけど。だから高校は一風変わった所に行きたいという気持ちがありました。
あと私は劇団に入っていたので小さい頃からそこが逃げ道でした。そこで父親が飛鳥高校の事を(こんな学校)あるよーと紹介してくれました。うち兄弟が多い事もあり都立一本で、他の学校も一切見に行かずに一筋でした。
飛鳥高校はやはりこのバラエティに富んでいる教科と単位制のシステムが大きな特徴だったと思います。飛鳥(高校)って本当に自由だったのでその分責任感がないと難しい部分でもあると思うのですが。
そこが飛鳥(高校)の弱点だったと思います。ただ、プラスに捉えれば自分の個性を発揮したり、やりたい事を模索出来る場でもあったのでそういうアメリカの大学のようなシステムの小規模版として備わっていた点がやはり大きかったですかね。
日下田 かなり前から他の高校と違うぞと。
細中 他の高校と違うっていうのは大きかったです。
日下田 自分で、責任持って授業を選んでいくっていう。
細中 そうですね。
日下田 あと、女子が他の高校に比べて多かったんですけど、それは特に入学前とかそんなに気にしてなかった?
細中 全く考えていなかったですね。男が少ないから良いとも思わなかったし、多くないから嫌だなとか、そういう事はまったく考えてなかったですね。入ってみて寂しいなと思った事はあったけど(笑)。だけど、そんなに気にしなかったですかね。
日下田 なるほど。飛鳥高校入学して在学中の思い出とか、印象に残ってる事とかあれば。
細中 いくつかありますけどなんと言っても飛鳥祭は自分にとって大きかったです。ほんとに今でも覚えてるのですが、経費が1クラス2万円だったのですよね。この2万円をどう使おうかぁとか頭を抱えていた記憶があります。
私はダンス振り付けや演出系の役割が好きだったんだと思います。飛鳥高校はそういう場を与えてくれました。中学でも多少そのような機会はありましたが、専門知識のある先生が全くいなかったので楽しいわけないんですよね。
日下田 (笑)
細中 飛鳥(高校)では演劇や音楽、数学などの専門家がいましたよね。この備わっている環境の中、飛鳥祭で演劇コンクールでやらせてくれた、そしてそれを応援してくれる学校だった。ほったらかしじゃなくて、サポートしてくれたから、飛鳥祭は非常に印象に残っています。
あとは素敵な先生も多かったのでそういう先生との出会いも大きかった気がします。
日下田 飛鳥高校入る前まではどんな先生がいるかってもちろんなかなか分かんないわけで、でもそういう授業や単位が選べるようになってて、実際は入ってみてその授業に対して、自分の科目に対してストイックな先生もいれば、情熱のある先生が3年間ずっと揃ってて。
細中 全員がそうではなかったですけど、基本的にはそういう先生が多かったですよね。英語だけでも時事英語だのTOEFLだの、オーラルコミュニケーションなど色々ありましたよね。普通の公立では絶対ないですよ、あそこまでは。それはやはり評価すべきだと思います。
日下田 それと、いろんな生徒や友達がいて、男子も少ないかもしれないけど、粒ぞろいというか一人一人。
細中 そうですね、男子は特に一人一人濃かったと思いますね。なんか文化祭(飛鳥祭)の何か2年生の時かな。一人の男性の役があって弁護士役に対して二人候補がいたんですよ。それでオーディションをした記憶がありますね。そういう事に対して一生懸命になれるっていうのも飛鳥(高校)のいい所かなっていう気がします。
日下田 僕もクラス劇のオーディション出て。
細中 そうなんですか!?じゃあ、やらされました?
日下田 クラスのみんなの前でやって、男性と男性のオーディションじゃなくって、男性の役なんですけど、男性と女性のオーディションで、みんなで投票して、負けちゃって、負けちゃってというかダメだったんですけど。
細中 なんかやらされますよね。それで盛り上がっちゃう所が凄いですよね。飛鳥(高校)って。
日下田 そうですねぇ。
細中 普通だったらオーディションってだけであの年齢だったら、白けちゃうイメージがありますけどね。
日下田 僕もふざけず真剣にやったし、相手の女の子も男性の役なんですけど、すごい一生懸命やって。
細中 いい所ですよね。そういう所が。

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